化学16 イオン化傾向

イオン化傾向の実験です。特に難しいこともありませんが、台紙を作るのが面倒です。私は、A4版のものをラミネートしています。データがありますので、必要な人は使ってください。
マイクロプレートは「マイクロプレートN 12孔 型式S2510 8-615-3623 404円 ウチダスで購入」を使用しています。
【実験用台紙】(東京書籍用、啓林館用、学校図書用、教育出版用、大日本図書用があります。)

1 東京書籍用
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2 啓林館用
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3 学校図書用
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4 教育出版用
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5 大日本図書用
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【実験方法】
1 各水溶液をマイクロプレートに入れます。事前にマイクロピペットを使って教師の方で入れておくと、薬品の無駄がありません。点眼瓶に入れて配付する方法もありますが、1回の実験で最低でも4mL、教科書会社によっては8mL使用するので、点眼瓶がすぐ空になってしまいます。
2 水溶液に金属片を入れます。マグネシウム片は浮かびやすいので、ピンセットや爪楊枝等でつついて沈ませます。(ただし、ピンセットはプラスチック製のものを使います。ステンレスのものは銅イオンに触れると銅でめっきされてしまいます。プラスチックのピンセットはアマゾン等で5個500円程度で売っています。)
3 変化の様子を観察する。(ピンセットでつまんで持ち上げると色の変化が分かりやすい。ただし、水溶液が混ざるのを防ぐため、ピンセットは3本用意する必要がある。)

【その他】
1 マグネシウムイオンの水溶液にマグネシウム片を入れる等の実験については、啓林館では省略されていますが、東京書籍では行うようになっています。マグネシウムイオンの水溶液にマグネシウム片を入れた場合にも、気体が発生するなど多少の変化が起こってしまいますので、省略した方がよいかもしれません。
2 上記の実験ではすべて5%の水溶液を使用しましたが、硫酸マグネシウムの水溶液については変化なしの結果となりますので、濃度が薄くても問題ないと思います。